がん検診Cancer Screening
がん検診は、体のなかに「がん」があるか調べる検査です。定期的に検診を受けることで、三大疾患のひとつである「がん」を早期に発見し、適切な治療に取り組み死亡率を減少させることを目的としています。がん検診への考え方は地方自治体により異なり、神戸市では特に重要な課題として、受診を促進するための制度(本来、全額負担となる「がん検診」を一部助成)を設けるなど、行政が主体となって取り組んでいます。
対象者
【胃がん検診】当年度に50歳以上の偶数歳の誕生日を迎える方。対象者は、当該年度4月1日~翌年3月31日の間に1回受診できます。
【肺がん検診】当年度に40歳以上の誕生日を迎える方
胃内視鏡検査を受けられない方
・胃内視鏡検査に関するインフォームド・コンセントや同意書の取得ができない方
・妊娠中の方
・疾患の種類にかかわらず、入院中の方
・消化性潰瘍など胃疾患で受療中の方(ヘリコバクター・ピロリ除菌中の方を含む)
・胃全摘術後の方
・咽頭、鼻腔などに重篤な疾患があり、内視鏡の挿入ができない方
・呼吸不全のある方
・急性心筋梗塞や重篤な不整脈などの心疾患のある方
・明らかな出血傾向またはその疑いのある方
・収縮期血圧が極めて高い方
・全身状態が悪く、内視鏡検査に耐えられないと判断される方
注意事項
異常がある場合には、病変の一部をつまみ(生検)、細胞の検査を行うことや色素を散布して、病変を見やすくすることがあります。生検が行われた場合には、生検について保険診療として別途請求があり、市が定める検診費用の自己負担金の他に、保険診療の一部負担金を追加してお支払いいただくことになります。 そのため、検査当日は必ず健康保険証を持参してください。