胃・十二指腸潰瘍takase clinic
胃・十二指腸潰瘍は、胃を守る役割の粘液と、食物を分解する消化酵素・胃酸とのバランスが崩れ、粘膜のみならず胃粘膜下層まで到達、すなわち胃液が自分の胃を消化してしまい、えぐれた状態のことをいいます。原因は、過度な飲食やストレス、薬剤、細菌・ウイルス・寄生虫、食中毒など急性胃炎の症状に加え、ピロリ菌(ヘリコバクター・ピロリ)感染症など様々です。自覚症状は、上腹部(みぞおち)の痛みがほとんどで、胃潰瘍は食後に痛み出し、十二指腸潰瘍は空腹時や夜間に起こりやすいとされています。