胆道がんtakase clinic
胆道は、肝臓でつくられる胆汁の通る「胆管」と胆汁を溜めておく「胆のう」、十二指腸乳頭部に至るまでの総称です。胆道がんは、胆道にできるがんの総称で、発生部位によって「胆管がん」「胆のうがん」「乳頭部がん」と分類されます。胆石症や胆のうポリープのがん化、先天性膵管胆道合流異常との関連性などが指摘され、これらのリスク因子によって発生しやすい傾向にあります。初期症状は、ほとんどみられないため、進行してから受診されることが多く、血液検査によって偶然発見されることがしばしばあります。進行すると、発熱や黄疸、右わき腹の痛みなどが表れます。少しでも違和感を感じたら、受診のうえ適切な治療をおこなうことが大切です。