食道がんtakase clinic
食道がんとは、食道の粘膜にできるがんの総称で、飲酒・喫煙や食生活などの刺激によって発生しやすい傾向にあります。初期症状は、ほとんどみられないため、進行してから受診されることが多く、内視鏡検査によって偶然発見されることがしばしばあります。また、食道の粘膜は他の臓器に比べて薄いため、リンパ節や他の臓器への転移もしやすい傾向にあります。進行して自覚症状が現れる頃には、気道が狭くなることによる呼吸困難や、食事が喉を通りづらいなど、生活に著しい支障をきたすため、早期発見により適切な治療をおこなうことが大切です。